部活動

若かりし頃から山岳会に入っている父なので、家族旅行といえば夏はキャンプ、冬はスキーという家庭でした。そんな父を持つ娘は、山は嫌いではないが「山は登るもんじゃない、見るもんだ!」と思っておりますが・・夫と山を歩くのが楽しい今日この頃。山の部活を結成。部員2人の"アルプス部"です。うっそうと茂った林とか虫などは苦手なので、森林限界・虫など居ないような高山が良く、とにかくその景色や信州が好きなので活動の場は主に日本アルプスであります。となると、必然的に"ハイキング"というよりはハードになることもあるけど、登頂!とか、難所に挑むような本格的な"登山"するわけでもないので、"トレッキング"という言葉がちょうどいいのかな。ロープウェーとかリフトとか、文明の利器には出来る限り頼ります。ゆるい部活です。

フェスとかキャンプとかは興味が無く、全身原色の鮮やかなウェアを着たい!というわけではないので、いわゆる"山ガール"のバイブル的らしい『ランドネ』はちょっと違うのだ。そんな近頃の愛読書は季刊誌『Hutte』。

ヒュッテ 1 (別冊山と溪谷)ヒュッテ 3 (別冊山と溪谷)ヒュッテ 4 (別冊山と溪谷)ヒュッテ 5 (別冊山と溪谷)
"Hutte"(山小屋)というだけあって、山小屋に1泊するようなコースの紹介も多いので、そのコースに行ったりするわけではないけど。字が多くて、読み物として楽しい。ku:nel的な雰囲気で、ガチなイメージの「山と渓谷社」とは意外。女性向けみたいだけど、夫も楽しく読んでます、というか私より読み込んでるかも。
そして、山岳小説にハマる。有名らしい作品は、さすが全部父が持ってた。渋すぎるけど、意外とハマる。実家に行っては、拝借してきてボチボチ読んでます。冬山なんて、遭難なんて、あー嫌だ嫌だ、と思いながら。

氷壁 (新潮文庫)
風雪のビバーク (1971年) (山岳名著シリーズ)
いまだ下山せず! (宝島SUGOI文庫)